プラレールで頭がよくなる?知育効果を高める遊び方7選をご紹介!

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こんな方におすすめ

男の子を中心に人気のプラレールですが、プラレールって知育効果があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

しかし、コースや車両などを揃えると8千円から1万円以上はかかるので、知育効果がないとムダな買い物に感じてしまいますよね。

でも、大丈夫です!プラレールは単なる電車のおもちゃではなく、遊び方次第で子どもの考える力や想像力を育てる最高のツールになるんです。

2023年にGakkenが発表したニュースリリースでは、プラレールに知育効果があると発表されていますよ。

ただし、知育効果を最大限に伸ばす遊び方にはちょっとした工夫が必要です。

この記事で紹介する遊びは、すぐに実践できるアイデアばかりなので、ぜひお子さんと一緒に試してみてください!

プラレールは線路をつなげたり、列車をうまく走らせるために工夫したりする必要があります。

そのため考える力や工夫する力が育つので、知育にとてもおすすめのおもちゃなんです。

プラレールで遊ぶと、このような知育効果を期待できますよ。

たくさんの知育おもちゃを買わなくても、プラレールだけでも知育効果が十分に高められるのです。

頭のいい子の特徴とは

プラレールで頭がよくなると言われても、そもそも頭がいいっていうのがどういうことかイメージ湧かないですよね。

もちろん色々な解釈がありますが、一般的にはこのような子どもが頭がいいと言われますよ。

  • 知的好奇心が強い
  • 観察力が高い
  • 主体的に考えて行動できる
  • 想像力豊か

それぞれ分かりやすく解説しますね。

知的好奇心が強い

知的好奇心とは、物事に対して興味や関心を持ち、より深く知りたいと思うことをいいます。

知的好奇心が強い子は、日常の出来事でも「なぜ?」「どうして?」と疑問に持つことが多いです。そのため、自分で調べたり人に聞いたりすることで、知識が増えるうえに考える力が育つので頭がいいと言われますよ。

例えば、このような子が知的好奇心が強いといえます。

  • プラレールの車両を見て「この電車はどこを走っているの?」と気になって、実際の駅名や路線図を調べようとする。
  • 知らない花や虫を、図鑑や辞典を使って調べ、新しい知識を得ることを楽しもうとする。

知的好奇心を伸ばすためには、例えば「プラレールの遊び」の中で言えば、親が先に手助けせず、自由に考え試せる環境を整えることが大切ですよ。

観察力が高い

観察力が高いと、問題点や不明点にいち早く気が付くことができ、問題点について深く考えることができます。

そのため問題解決のスピードが早く、深く考えることができるためより正しい回答を導き出せるため、頭がいいと言われますよ。

例えば、このような子が観察力が高いといえます。

  • プラレールで遊ぶとき、レールのわずかなズレや勾配の違いに気づき、電車がスムーズに走るよう細かく調整する。
  • 友達や家族のちょっとした表情や口調の違いを感じ取り、「どうしたの?」と気遣うことができる。

プラレール遊びで観察力を高めるには、電車がレールから外れた時などに、親子で「なぜうまく走れなかったのか?」と一緒に確認しながら遊ぶのがおすすめです。

主体的に考えて行動できる

主体的に考えて行動できる子は、自分で考えて課題に取り組む力が強い特徴があります。

自分で考えて解決しようと行動できるため、新しいことを学ぶのが早いから頭がいいといわれますよ。

例えば、このような子が主体的に考えて行動できることいえます。

  • プラレールで遊ぶとき、 自分でコースの設計図を考え、試行錯誤しながら理想のレイアウトを作り上げる。
  • 家の手伝いを進んで引き受け、自分なりの工夫をしながら取り組める。

主体性を育むためには、子どもが自分で考えて工夫する時間を大切にし、必要に応じてサポートすることが重要ですよ。

想像力豊か

想像力が豊かだと、先のことを予測することができ、また相手のリアクションや求めていることを想像できます。

その結果、「課題があったとき優先すべきことが分かる」「相手の気持ちを考えることができる」「先回りして行動できる」といったスキルに長けているため、頭がいいいといわれますよ。

例えば、このような子が想像力が豊かだといえます。

  • プラレールで遊んでいるとき、スムーズに電車が走れるようなコースを想像しながら作ることができる。
  • 友達の元気がないときに「何か辛いことがあったのかも」と想像することができる。

想像力を養うためには、ごっこ遊びなど、役になりきって想像力を働かせるような遊びを取り入れるのがおすすめですよ。

頭がいい子の特徴を踏まえて、プラレールにどのようなメリットがあるか気になりますよね。

主なメリットや魅力としてはこのようなものがありますよ。

  • 親子のコミュニケーションが深まり、主体性が育つ
  • 鉄道や地理への興味が育まれ、知的好奇心が高まる
  • リアルな電車の再現性が、観察力を鍛える
  • 拡張性の高さが、想像力を育む

それぞれ解説していきます!

親子のコミュニケーションが深まり、主体性が育つ

親子で話し合いながらレールの配置や遊び方を決めるため、子どもは自然と「自分の意見を伝え、相手の意見を聞き、より良い方法を考える」経験を積むことができます。

こうしたやり取りを重ねることで、自分で考え、行動する力が育まれますよ。

主体性が育つポイント

例えば、子どもが「駅をここに置きたい」と考えたとき、親が「どうしてそこがいいの?」と質問すると、子どもは理由を考えて説明するようになります。

また、親の提案に対して「じゃあ、トンネルを追加したらもっと面白くなるかも!」と発展させることで、より主体的に遊びを工夫できるようになります。

このように、プラレールは親子の会話を増やし、子どもの主体性を育てる遊びとしても効果的です。

鉄道や地理への興味が育まれ、知的好奇心が高まる

プラレールの車両は、実際の電車をモデルに作られたものが多いので、子どもは自然と鉄道や地理に関心を持ちます。

「この電車はどこの地方を走っているのかな?」と興味が湧いて、自分で調べたり、学んだりする意欲を高めます。

知的好奇心が育つポイント

例えば、レールを繋げる過程で「この街にはどんな駅があるのかな?」と子どもと一緒に実際の地図を見ながら遊ぶことで、知的好奇心が高まり、地理に関する知識も自然と養うことができますよ。

このように、プラレールは鉄道や地理に対する興味を育て、知的好奇心を刺激するのにぴったりなおもちゃといえますね。

リアルな電車の再現性が、観察力を鍛える

プラレールは、実際の電車と同じようなデザインや動きを再現しており、細かい違いに気づくことで、子どもは観察力を養うことができます。

観察力が育つポイント

例えば、「この電車とあの電車はどこが違うの?」と観察し、窓の形や車両の長さの違いに気づくことができます。

また、ポイントレールの切り替えを観察して、電車がどちらのレールに進むかをよく見ることで、切り替えの仕組みを理解できます。

プラレールのリアルな再現性は、子どもが細かい部分に注意を向けることができるので、観察力を鍛えるのに最適な遊びですよ。

拡張性の高さが、想像力を育む

自由にレールを組み替えたり、他の遊びと組み合わせたりできるプラレールは、子どもが自分なりの世界を創造するきっかけになります。

「どんな街にしよう?」「電車はどこを走る?」と考えることで、遊びの幅が広がり、想像力が鍛えられますよ。

想像力が育つポイント

例えば、「ここは大きな都市で、特急が止まる駅を作ろう!」など、自分でストーリーを考えながら遊ぶことで、想像力が育ちます。

またブロックなどの他のおもちゃを組み合わせて、オリジナルの街や駅を作る遊びも想像力を伸ばすのにおすすめです。

このように、プラレールの拡張性の高さは、子どもが自由に発想を広げ、想像力を育むのに最適ですよ。

この章では、最初の章で紹介した知育効果を高める「頭がよくなる遊び」をご紹介していきます!

合わせてその効果と遊ぶ際のポイントもお伝えしていきます。

プラレールの車両に使われている色は、基本的な色(赤、青、黄、緑、黒、白など)を中心に、10色以上が使用されています。

幼児期にたくさんの色に触れて色彩感覚を高めることで、脳を刺激して活性化させることができ、頭をよくする効果が期待できますよ。

プラレールを使った色遊びの例

  • 車両を色別に集めます。
  • 集めた車両と同じ色のカラーカードを作るために、色紙または色画用紙を用意します。
  • 車両を1両ずつ見せて、「この車両は何色かな?」と質問します。
  • 子どもが答えたら、その色に合ったカラーカードの上に置いてもらいます。
  • 正解したら1ポイント獲得というようにポイント制にします。

ただ色を答えてもらうより、カラーカードを使ったり、ポイント制にしたりすることで盛り上がりますよ。

プラレールのコース設計で創造力アップ

パーツの中には立体的にコースを作ることができるものがあるので、遊びながら効率よく空間認識力を高めることができます。

空間認識力は将来、数学のグラフや図形を読みとくときに必要なスキルです。

さらに考えながらコースを作る遊びは、創造力の向上につながります。

創造力が向上すると、新しいアイデアを生み出したり、問題を解決することが得意になるので、結果的に頭がよくなると言えますよ。

プラレールのコース作りの例

  • トンネルや駅などのパーツ、レール、ブロック橋脚(コースを立体的に作ることができます。)、好きな車両、他のおもちゃ(積み木やブロックなど)を用意します。
  • コースのテーマをお子さんと相談して決めます。例:「山を走る電車」「街の中を通る電車」「とても長い旅のコース」など。
  • 高低差のあるコースにする場合は、ブロック橋脚とニュー坂レールを使いましょう。コースのどこに坂を作るかも相談しながら決めていきましょう。
  • 考えたテーマに合わせてコースを組み立てます。
  • コースにトンネル、積み木やブロックを使って「山」や「ビル」など、考えたテーマをイメージして装飾をしましょう。
  • 車両を走らせてみて、脱線したり上手く走れない部分があれば改良しましょう。

わが家では、成長とともに高度なコース作りに挑む姿が見られ、成長を感じられました!

複線レールや立体橋脚などを使うと、かなり複雑なコースを作ることができるので、創造力を鍛えるにはとてもおすすめですよ。

親子でプラレールクイズを出し合おう

クイズの答えを考えることで、認知機能を高めることができます。

認知機能とは、記憶力、判断力、問題解決能力などの脳の知的機能の総称をいいますよ。

認知機能が高まることで、例えば将来学習をするときに、学んだことをしっかり吸収して正確に覚えることができるようになります。

クイズ遊びの例

  • プラレールの車両、あれば電車の図鑑を用意します。
  • お子さんが知っていそうな問題から出してあげます。例:「この電車の色は?」など。
  • お子さんがおしゃべりが得意であれば今度は問題を出してもらいます。
  • 正解したら「1ポイント獲得」などしてポイント制にします。
  • 少し難しい問題を図鑑を見ながら出してみます。例:「この電車はどこの地方を走ってる?」など。
  • 答えを一緒に図鑑を見ながら確認します。

図鑑や本を使って一緒に答え合わせをすることで、知識も頭に定着しやすいですし、子どもも喜んでくれますよ。

プラレールの車両を使った「数の遊び」

幼児期に数の概念(順序数や集合数など)を理解することは、その後の算数や数学の学習の基礎になります。

早い段階で数に慣れておくことで、将来的に算数や数学が得意になりますよ。

数の遊びの例

  • 車両(5〜10個)、数字を書いたカードを用意します。
  • 車両をいくつか並べ、車両と同じ数が書かれたカードを選んでもらいます。
  • 正解したら、「電車がもう一個増えたら何個かな?」と質問します。
  • 質問の仕方を、「緑の電車は前から何番目?」「赤い電車は全部で何個?」など、変えていきましょう。

例えば、電車が3両あった場合、その車両の数と同じ数が書かれたカードを選んでもらうことで、数字の「3」という文字と「全部で3個ある」という集合数の概念を理解することができますよ。

プラレールの駅づくりでコミュ力を鍛える

友達や親子で協力して遊ぶことで、コミュニケーション力が育ちますよ。

コミュニケーション力が高くなると、人の話をよく聞いて自分の意見をスムーズに伝えられるようになります。

そのため積極的に意見や質問をできるようになり、効率的に知識を吸収できるようになりますよ。

コミュニケーション力を伸ばす遊びの例

  • お友達と、もしくは親子で「どんな駅にするか」を話し合い、テーマを決めます。例:「大きな都会の駅」「山の中の駅」など。
  • それぞれの役割を決めます。例:「線路を作る人」「駅をデザインする人」「列車の発着を考える人」など。
  • それぞれの役割で作業を進め、相談しながら作ります。
  • 駅やコースが完成したら、列車を走らせます。改良点がないか、積極的に意見を交換してみましょう。

親子で遊ぶ場合は、「どうしたらもっと面白いコースになるかな?」など、積極的に質問したり、意見を引き出したりしてみてください。

ごっこ遊びで役割体験

ごっこ遊びでは役割を通して、他の人の状況や気持ちを考えたりすることで想像力が育まれます。

想像力が養われると、例えば他の人の考えを理解できる、物事の予測ができ問題を回避できるといった力が身につきます。

ごっこ遊びの例

  • テーマと役割を決めます。例えばテーマは、「大きな駅の一日」「お花がたくさんある駅」など、役割は駅長、運転士、乗客など、それぞれ話し合って決めます。
  • テーマにあったコースを作ります。「大きな駅の一日」であれば、ブロックや積み木を使って理想の駅を作ります。
  • 各役割でセリフを考えます。駅長であれば「列車が発車します!」など。紙で切符を作ると役同士でやり取りが増えて盛り上がります。
  • 「お客さんが忘れ物をした!」「新しい駅を作ろう!」など、テーマを広げて遊びを発展させます。

切符などのアイテムを加えると、リアリティが出てとても喜んでくれます。

夢中になって遊んでくれるので、楽しながら想像力を育てるのにぴったりですよ。

プラレールで時間感覚をつかもう

プラレールと時計を使うことで、時間感覚を身に付けることもできます。

時間感覚が身につくと、計画を立てて効率よく行動できるようになります。そのため、学びや問題解決がスムーズになり、頭が良くなるといえますよ。

時間感覚をつかむ遊びの例

  • 車両、コース、時計、ストップウォッチを用意します。
  • 好きなコースを作り、車両が出発する駅と到着する駅を作ります。
  • 時計を見せながら「◯◯時になったら出発しよう」と声かけをします。
  • 次に到着の駅まで何秒で走るかストップウォッチなどでカウントします。
  • コースの長さを変えたり、発着の駅の距離を変えたりして再度挑戦します。

ぜひ一緒に時計やストップウォッチ(ケータイのストップウォッチでもOK)を使って、視覚的に時間を教えてあげましょう。

「時計」について学ぶのは小学生からですが、小さいうちから時間について学んでおくことで、「時間」についての理解が早まりますよ。

プラレールは安全なおもちゃですが、デメリット注意点もあります。

遊ぶときは以下の事柄に気をつけて、事故やケガに繋がらないようにしましょう。

収納が大変

プラレールは車両やレールなどのパーツの種類がとにかく豊富です。

そのため車両やレールをどんどん集めていると結構な数になり、収納スペースも必要になってきます。

またひとつのレールの長さが長いものもあるため、収納ボックスが少し大きくないと入らないこともあります。

数が少ないうちは、車両とレールをひとつの箱に入れても良さそうですが、数が増えてくると別々の収納にした方が取り出しやすいのでおすすめです。

電池の扱いに注意!

大体のプラレールの車両は電池交換の際、ドライバーを使って開けるタイプのもが多いですが、中には割と簡単に電池を取り出すことができるものもあるので、注意が必要です。

まだ子供が小さいうちは電池を舐めたり、口に入れてしまったりすることのないよう、目の届くところで遊ばせる方がいいですね。

周囲の安全を確認しよう!

床に広げたコースや車両が原因で、つまずいて転倒するリスクがあります。

遊ぶスペースを整理し、周りに障害物がないかを確認してから遊び始めると安心ですよ。

遊んだあとも、コースにつまづいて転んだりしないよう、お片付けの習慣をつけた方がいいですね。

今回はプラレールを使った知育効果を高める遊び方7選とそのメリットやデメリットについてまとめました。

わが家でも長男は現在7歳ですが、1歳ごろからプラレールで遊んでおり、現在は3歳の弟と一緒にコースを作って2人で楽しそうに遊んでいます。

長期間遊べて知育にもなるプラレールを、ぜひ日々の遊びのひとつとして取り入れてみませんか?

  • この記事を書いた人

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